2019年04月10日

三十八日目 安芸から土佐山田へ

7:00出発

ホテルの朝食はキャンセルし、安芸駅近くのパン屋さんへ。
俺は実を言うと、朝はパン派なのだ。
トーストと牛乳が美味い=正義。

高知のモーニングには、
サラダや果物、目玉焼きなどの他に、
なんとオマケで味噌汁が付いてくる。
普通のパン屋さんに付属している
イートインスペースでのモーニングにも味噌汁。

パン屋さんの奥に、味噌汁の鍋があるかと思うと
なんだかミスマッチで笑えてくる。

ま、お国柄だと思うしかないし、
別に嫌な気はしないけど。
お得よね!味噌汁のぶん。


さて、今日は朝はシトシト雨降りであった。
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赤野あたりの自転車道でこのとおり。
花散らしの雨か。
今年は長く咲いていた方だろう。

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ちょっと雨が降って、風が出てくるだけで
海はこう。


雨は10時くらいには上がった。


写真はあまり撮らなかった。
だって、あまりに見慣れた景色ばかりで。
寺に近づいていったら、
もっと「帰ってきた」感が強まるのかなぁ。


2時くらいには大日寺さんを打つ。
理趣経一巻を丁寧に読誦した。

残念ながら川崎先生にはお会いできなかった。
お墓拝みに行かれていたというから、
しょうがないよね。





今日は、なんとなく一人で歩きたい気分であった。





籠の中の鳥は幸せか。
と、師は問うた。

弟子の一人が、幸せであると答えた。
餌に不自由しないし、外敵の心配がないから。

もう一人の弟子は、不幸せであると答えた。
自由がなく、人間が居なくなれば飢えるから。

師は籠を揺らして見せた。
鳥は恐れおののき、まるで世界が終わるかのように狼狽した。
師は籠の扉を開け放った。
空に飛び立った鳥は、大型の鳥に捕食されかけたが、すんでのところで逃げきった。

‥‥‥。


まだ先があったと思うんだよなぁ。

細部を覚えていないのがもどかしい。
いつかどこかで聞いた話なのだが、
どんな着地で、この話を纏めたのかが、
一向に思い出せない。
たしか高野の頃に聞いたと思うんだけど‥‥‥。

おそらく、幸せとか不幸せというものは
一定の物差しは存在せず、
その時々の状況により変わるのだ、というふうに
落として終わりだったと、
たしか、そんな話だったと思う。。気がする。


でもね、最近思うんです。

「籠の中の鳥は、幸せかどうか」
それは、鳥に聞かなきゃ分からんと。
籠の中と、籠の外、
どっちが幸せなのかは、鳥が決めることであると。

そう答えた人に、この遍路中に出会えたのが、
僕の中で、この旅の収穫のひとつだったと思います。



出会いだよ、
旅の魅力とは。


自分を洗い、自分を磨く、遍路旅。

(このブログには極力書いていないけど、
   嫌な出会いも沢山ありましたよ。
   ま、他山の石って言うしね)



明日で終わりです。

今日は早く寝ます!



また明日。
posted by 健真 at 19:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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