2019年04月08日

三十六日目 室戸岬から奈半利へ

朝は7:00にご飯。
いや、一般的にはこれくらいが普通なのだが、
歩き遍路は朝は早ければ早いほど良い、という
感覚があってですね。。。
いつも6時朝食にしているので、
なんとなく朝の時間がもったいないような気がしてくる。
慣れとは恐ろしい。

7:45に出発。
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室戸岬の南端を通り、いよいよ高知の中へと入っていく。
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室戸の西側だ。
昨日のうちに24番の東寺さんを打っておいてよかった。
今日の予定に余裕が生まれる。

一時間半ほど歩いて、25番津照寺さんに着。
本堂前で、イギリスから来たという陽気なおじさんと知り合う。
なんと、また名前がマイクさんだ。
マイクおじさんと呼ぼう。
こっちは日本語全然しゃべれないけど。
先日のロンドンの学生のマイク君は、きっと今頃1日分くらいは先に行っているはずである。

お勤めも終わり、大師堂でもお経をあげる。

ん?

あ、そうか。
今日は四月八日だった。
花御堂が出ている。

「ミスターマイク。これ知ってます?」
「知らない、何それ?」
「これは、ベビーブッダよ。
   今日、四月八日は、ブッダのバースデー
   今日は誕生日の花まつり。
   フラワーフェスティバル。」
「おーそうなのか
   この液体はなに?オイル?」
「これは甘茶。スウィートティー。
   こうやってベビーブッダの頭にかけると、
   子供なら元気に育つし、
   大人なら足腰が丈夫になる」
「へえ。」
「let's try   ハッピーバースデー」チョロチョロ
「ハッピーバースデー   Foo〜」チョロチョロ

マイクおじさんはノリが良い。
ルンビニーとかの話もして差し上げた。
グッとガッツポーズして去っていく。
また会えるかな。


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平等津で「ならし」と読むのか。
ここは知らなかったぜ。



26番金剛頂寺さんも問題なく打ち終わる。
ここは高知に来た頃、加納さんと来たっけな。
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朝出発した室戸があんなにも遠い。


遍路道を下がって、道の駅キラメッセに到着が
12時の少し前。


あっ。。。
月曜はキラメッセ休みかい!

仕方ない。
こんなこともあろうかと、保存のきく食べ物は
一食分くらいは持ち歩いているのだ。

カロリーメイト、ビーフジャーキー、
ウィダーインゼリー。

山の中でどうしようもなくなった時のために
とっておいたものだが、
もう山道はないし、ここで食べても問題なかろう。

よし、腹はふくれた。
12:30出発。



キラメッセから奈半利までは、
だいたい17キロ。
4時すぎには宿に入れるだろう。

今日も今日とて暑い。
僧衣の中の白衣が汗で濡れているのが分かる。
タオルも手ぬぐいも総動員だが、
汗が吹き出してくる。
あっつー。


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吉良川のあたりの海辺にて。
なんだろう、中継ってわけではなさそうだが。
広大な太平洋を撮っていた。
なにかの資料の撮影だろうか。



2時頃。
後ろから追いついてきた外国人歩き遍路の、
ダミアン君と一緒になって歩いていた。

彼は日本語が達者だ。
というか、大阪で2年ほどバーテンの仕事をしていたらしい。
フランス生まれで、オーストラリアとベトナムで
少しだけ働いたあと、大阪に来たのだという。

イタリア人の友人に誘われて歩き遍路を始めたのだが、
その友人は3日目くらいで早々にリタイアしてしまったらしく、
ひとり残って頑張っているそうだ。

いちばん流暢な日本語が
「日本語でどう言うのか分かんないけど」
だったのは面白い。
きっと何度も使った文章なんだろう。

テントを持ち、野宿主体で頑張っている。
たまーに宿をとって風呂に入って寝るそうだ。

何日か前の、鶴林寺ー太龍寺間の
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この水井橋の下でもキャンプしたと言っていた。

「川で水浴びして、夜は橋の下でテントで寝る。
   サイコーに気持ちよかった」

ええこっちゃ。


3時頃、ダミアン君とは、
羽根の休憩所を今日のキャンプ地とするらしく、
そこで別れた。
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この写真の左側の人物がダミアン君だ。
ここはトイレもあるし、体は濡らしたタオルで水拭きすれば大丈夫大丈夫〜

タフだねー


右の人物は、昨晩同宿だった、
歩き遍路のおじさんで、井上さんという。
神奈川の小田原からいらしている。
73歳だそうだ。
ここから先は井上さんと一緒に宿まで歩く。

「徳島・高知」と「愛媛・香川」の二回に分けた、
一年ごとの区切り打ちのつもりだったが、
友人のお遍路経験者に、
「来年また頑張るっつったってなぁ、
   おまえよぉ、
   来年も元気でいる保証なんて有んのかよぉ」
と言われ、通し打ちで頑張ることに決めたそうだ。


そうそう。
行きたい、と思った時が、「行き時」なんですよね。
そういう風にできている。



また明日。
posted by 健真 at 20:18| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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